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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は4日(日本時間5日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのオークランド・アスレチックス戦に「2番DH」で先発出場。第1打席で23号先制弾、7回にも24号ソロを放ち、今季5度目のマルチホームランを記録した。
◆大谷翔平の23号、24号を含む7本のソロ・ホームランで敗戦の珍記録 エンゼルス
■イチローに並ぶメジャー通算117本目
両チーム乱打戦となる中、大谷のバットが止まらない。第1打席で左中間スタンドに飛び込む今季23号、第3打席でもセンター前ヒット、第4打席は24号ムーンショットだ。現地実況も一発目で「信じられない!」と口にしたかと思えば、二発目では「この男、現実とは思えない!」と絶叫。トレード・デッドラインまでに主力を次々と放出したエンゼルスだが、これではチームも手放すわけもない。
大谷の1試合2発は6月21日(同22日)のカンザスシティ・ロイヤルズ戦以来、今季5度目。これでマイク・トラウトに並びチームトップ・タイとなるとともに、日本人メジャーリーガーとしては、イチロー(元マリナーズなど)が19シーズンをかけ記録した通算117本塁打に並び2位タイに。日本人メジャーリーガーの1位は、もちろん“ゴジラ”こと松井秀喜の175本。これで残り58本。松井が10シーズンかけて放った記録を、大谷がいつ上回るかも、着目したい。
◆大谷翔平の23号、24号を含む7本のソロ・ホームランで敗戦の珍記録 エンゼルス
◆【実際の映像】大谷翔平、今季5度目の1試合2発! 24号大飛球に「現実とは思えない」と実況驚愕
◆【実際の映像】大谷翔平、23号先制弾は左中間への170キロ・ライナー 実況も「スゴイ!アンビリーバブル」と激賞
文●SPREAD編集部