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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は2日(日本時間3日)、敵地ヤンキー・スタジアムで行われるニューヨーク・ヤンキース戦に「2番DH・投手」で先発出場する。投打同時出場は今季9度目。
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■昨季は初回7失点の大炎上
雨天中止となった前日の試合がスライド、ダブルヘッダーとして開催され、大谷は第1試合で先発マウンドへ上がる。
大谷は今季8試合に登板し、3勝3敗、防御率3.45。前回登板の5月26日(同27日)ブルージェイズ戦では、6回6安打2本塁打5失点と炎上した。5月5日(同6日)のレッドソックス戦で3勝目を挙げて以降、3試合で勝ち星から遠ざかっている。
ヤンキース戦は昨季6月30日(同7月1日)に「1番・投手」で出場し、初回7失点で降板と、敵地初登板の洗礼を受けた。
相手先発は前日に予定していたネストル・コルテスがスライド登板。今季はここまで9試合に登板して4勝1敗、防御率1.70と好投を続け、現在、登板機会3連勝をマークしている。大谷との対戦成績は3打数無安打、変則的な投球モーションに翻弄された。
5月31日(同6月1日)の同戦で、第1打席に飛距離413フィート(約126メートル)の大飛球を放つも、現在ホームラン王争いで独走する中堅手アーロン・ジャッジにキャッチされた大谷。幻に終わった今季12号を放ち、昨季のリベンジとなるヤンキース戦初勝利を飾るか。
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試合情報
ヤンキース-エンゼルス試合開始:日本時間6月3日(金)2:05中継情報:AbemaTV、NHK BS1
文・SPREAD編集部