男子フィギュアスケートのネイサン・チェン選手は、2018年の平昌五輪で5位に終わって以降、国際大会で無敗が続いている。昨季の世界選手権では羽生結弦選手を破り連覇も達成した。
久しぶりの直接対決となるグランプリファイナルを前に、チェン選手が羽生選手について語った。
Before @Yale final exams, @nathanwchen faces a different test.
#GPFTurin2019 @nathanwchen x @nzaccardi https://t.co/OO017l39cK
— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) December 4, 2019
羽生結弦との対決は最大の挑戦
「彼(羽生選手)は明らかに今のトップスケーターです」とチェン選手。直接対決には「間違いなく最大の挑戦」とライバル意識を見せる。
平昌五輪ではショートプログラムでミスが続き17位発進。メダルは絶望的な出遅れだったが、フリーで巻き返して5位まで浮上した。この大会を最後にチェン選手は出場した大会で負けていない。
羽生選手が欠場した一昨年、昨年のファイナルを連覇したチェン選手は、ディフェンディング王者として五輪連覇の羽生選手を迎え撃つ。
世界選手権ではチェン選手が金メダル、羽生選手が銀メダルだったが「1つの大会の結果で語ることはできない」とする。
「キャリア全体を見る必要があります。彼らが経験してきた様々なことや、あらゆる浮き沈みに目を向けなければならない。彼は世界選手権で思うようなスケートをできなかったが、幸いにして私はその日うまくいきました」