NHK杯女子シングルを3位で終えたアリーナ・ザギトワ選手がインスタグラムを更新し、ロシア語、英語、そして日本語でファンにメッセージを送った。
ザギトワ選手はショートプログラムでジャンプのミスが響き4位と出遅れたが、フリーではほぼ完璧な演技を見せ、トータル217.99点で3位に入った。12月にイタリア・トリノで行われるグランプリファイナルにも3年連続の出場が決まった。
ザギトワ選手は「日本で行われたNHK杯は私にとって本当に挑戦でした。 様々な困難…イライラ…フラストレーション…幸せ…」と綴り、そんな中でもフリーで今季自己最高点を出せたことに「私のチームとファンの皆さまの素晴らしいサポートが私を集中させ、ベストを尽くすことができました」と感謝した。
「またトリノでお会いしましょう」とグランプリファイナルも楽しみにしている。
失敗で落胆もコーチの言葉でフリーに専念
ショートプログラムでは冒頭の3回転ジャンプでミス。後半に巻き返そうとするも再びミスが出て4位に終わった。演技後は「緊張はしていませんでした。アドレナリンが足りない感じでした」と落胆した。
フリーの演技がおわったあと、改めてザギトワ選手は「ショートプログラム後は、もちろん動揺しました」とISU(国際スケート連盟)のインタビューで語った。
「だけどコーチが適切な言葉をかけてくれたおかげで、フリーの演技に集中することができました。このプログラムでは、ある要素から次の要素まで、何をする必要があるかだけを考えていました」