北京・ロンドン五輪バドミントン日本代表の潮田玲子さんが、東北3県の復興支援活動として、子どもたちの心身すこやかなカラダづくりを応援するプロジェクト「すこやカラダ大作戦」に参加。3月30日(土)に宮城県東松島市で地元の子どもたちとふれあった。

2015年に始まった同プロジェクト。5年目となる2019年は同地で合計5回のプログラムを計画していて、この日は「すこやカラダ大作戦inみやぎ」のキックオフイベントとして開催された。
イベントには、2020東京五輪でトランポリン日本代表を目指す外村哲也選手、元サッカー日本代表で、サッカーの普及活動や解説などで活躍する福田正博さんも参加。
3人がそれぞれの競技の魅力を伝えるパフォーマンスを披露し、レクリエーションを通して子どもたちに「スポーツの楽しさ」を伝えた。
「これまでのイベントをきっかけにバドミントン競技を始めてくれた子がいるのでとてもうれしい。今日はとにかく楽しかったと思える時間を、みんなで過ごしたいです」とこの日を楽しみにしていたという潮田さん。
まずは競技パフォーマンスを披露。潮田さんの時速300km以上のスマッシュを目撃した子どもたちは「カッコいい」と絶賛。

その後行われたスポーツレクリエーションでは、3チームに分かれた子どもたちがゲストアスリートとともに3競技を順番に体験していた。
バドミントンでは、潮田さんがシャトルの打ち方をレクチャー。「むずかしい~!」と言いながらも子どもたちは、潮田さんがネット越しに投げたシャトルを懸命に打ち返していた。

「みんな真剣に取り組んでくれたのが伝わってきてうれしかったです。スポーツにはいろんな関わりかたがあると思うんですけど、子どもたちにとって成長する上で重要なことだと思います。カラダを動かしてストレスを発散すれば、気持ちも明るくなります」
≪山口和幸≫