
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で先発出場。9回の第6打席に、決勝打となる12号3ランを放った。
話題となったのが大谷が本塁打を確信した直後に見せた「万歳ポーズ」。その姿は日本で世界記録を成し遂げたレジェンドを彷彿とさせるものだった。
◆【実際の画像】大谷翔平が見せた王貞治氏に酷似の“万歳ポーズ” 12号直後の姿に公式熱狂「アリゾナの信じられない夜」
■最終回に猛打で逆転勝ち
乱打戦となったダイヤモンドバックスとの第2戦は8-11となった9回にドジャースが追いつく。そして、1死一、二塁で第6打席に立った大谷は、相手6番手ライアン・トンプソン投手の4球目スプリットを振りぬいた。角度26度、速度113.0マイル(約181.8キロ)で舞い上がった打球が右翼スタンドへ飛び込んだ。
注目を集めたのが大谷が直後に見せた“確信歩き”。両手を大きく開いた「万歳ポーズ」を披露した大谷は14-11での勝利の立役者に。MLB公式のXも「ショウヘイ・オオタニがアリゾナでの信じられない夜をドジャースを勝利に導くホームランで締めくくった」と伝えている。
大谷が見せた「万歳ポーズ」で思い出されるのは日本のレジェンドが成し遂げた歴史的名場面。通算868本塁打の世界記録を持つ王貞治氏(元巨人)は1977年9月3日のヤクルト戦で、ハンク・アーロン氏の記録を上回る756号を放つと、後楽園球場のファンの前で万歳ポーズを披露した。大谷がアリゾナの夜に見せたものはこのシーンを彷彿とさせるものであった。
大谷に対し、王氏は度々エールを送る姿が見られ、日本での開幕シリーズでも対面するなど気に掛ける様子が見られてきた。大谷がアリゾナの夜を熱狂させて、日本のレジェンド瓜二つの姿で喜びを表現してみせた。
◆【実際の画像】大谷翔平が見せた王貞治氏に酷似の“万歳ポーズ” 12号直後の姿に公式熱狂「アリゾナの信じられない夜」
◆【実際の映像】大谷翔平が見せた“確信歩き”が酷似? 王貞治氏が成し遂げた世界新756号を成し遂げた後の万歳ポーズ
◆【実際の画像】大谷翔平&王貞治のレジェンド2ショットが日本で実現 談笑シーンも話題を集めた開幕シリーズ時の親交シーン
Shohei Ohtani caps off an UNREAL night in Arizona with a game-winning home run for the @Dodgers! pic.twitter.com/0swVO9kEnx
— MLB (@MLB) May 10, 2025