
ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地でのレッズ戦に「2番DH」で先発出場したが、5打数無安打4三振と精彩を欠き、連続安打も9試合でストップした。チームは5ー4で接戦をものにし、連勝を飾った。
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■指揮官「ボールが見えてなかった」
この日の大谷は、レッズの先発左腕ニック・ロドロ投手に手を焼いた。初回の第1打席は、カーブにバットが空を切り、空振り三振。2打席目は外角直球に手が出ず、見逃し三振。さらに第3打席ではカーブ2球で追い込まれると、最後も外角低めに沈むカーブを捉え切れず空振り三振を喫した。
4打席目も相手3番手グラハム・アシュクラフト投手の前に空振り三振。第5打席では右直を放ったが、結局5打数無安打4三振に終わり、連続安打は9試合で止まった。
デーブ・ロバーツ監督が試合後、「今夜のショウヘイはロドロのボールが全然見えていなかったと思う」と振り返ったように、低めのボール球に手を出すケースが散見された。
そんな大谷の表情に注目したのが、米ポッドキャスト番組『トーキン・ベースボール』の公式X。「ロドロに翻弄されたショウヘイ・オオタニは、まるで幽霊でも見たかのようだった」とつづるとともに、第3打席の映像をアップ。外角のカーブに手を出し、空振りに終わると、その直後に見せた目をむき、口を開いた顔にフォーカスした。
■目を見開く映像が瞬く間に拡散
驚いて目を見開いたように映ったため、同番組は先述のようなコメントを添えたと思われるが、米メディア『CLUTCH POINTS』によると「その投稿は瞬く間に4万6千回以上の閲覧数を記録し、何百ものミームやジョーク、ファンの反応を巻き起こした。そのバズった映像は、MVP選手も人間であることをファンに思い出させた」と記した。
一方、大谷から3三振を奪ったロドロは「大きかったのは、何とか2ストライクまで持ち込めたことだと思う。最後は変化球を低めに投げて空振りを取ることができた。気を抜ける場面なんて1つもないが、相手は誰であれ本気で向かってくるので、こちらも最初から全力で攻めていかないといけない」と振り返った。
これまでケガに泣かされることが多かったロドロは、今季ここまで22試合に先発登板し、8勝6敗。防御率3.09で、この日もドジャースから11奪三振と好投。コンディションさえ整えば、一線級の投手であることを証明した。
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Nick Lodolo had Shohei seeing ghosts pic.twitter.com/H4pw7zLgGN
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) July 30, 2025