アディダスジャパンは「自分の限界を超えろ。」をコンセプトに、ランナーを速くするためのシューズ「adizero(アディゼロ)」シリーズの試走イベントを、1月21日に明治神宮外苑にて開催した。
昨年の東京マラソンを制し、フルマラソン通算9勝をあげたウィルソン・キプサング選手が、制限タイムが最も速いレベル5のレースにペーサーとして参加。さらに、今年の箱根駅伝で4連覇を成し遂げた青山学院大学の選手たちもレースに参加した。
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キプサング選手は青山学院大学の選手たちの走りについて、「力強い走りをしていた。一緒にトレーニングできたことを素晴らしく思う」と語った。世界のトップランナーとともに走った梶谷瑠哉選手(4区)は、「走りを見ていて、世界トップレベルの走り方は違うと感じた。同じ1km3分のペースで走っていても余裕があった」と話す。
また、林奎介選手(7区)は「コーナーなど、普通は速度が落ちるところで加速していた。そこで周りとの差をつけていくのだと、レースの運び方を学べた」と、どの選手も刺激を受けている様子だった。
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ランナーたちの背後には、建設中の新国立競技場
「一般の方と走ることはなかなかない。応援してもらえているということを実感できる場としても、大切な機会だと思う」と小野田勇次選手(6区)。レース中は、沿道から声援を送る選手や、ともに走りながら一般ランナーを鼓舞する選手が多く見られた。
各レベルで優勝した6人の一般ランナーに、キプサング選手は「次世代のチャンピオンの方々と一緒に走れたことを誇りに思う。私も以前はチャンピオンを目指す立場だった。みなさんもトレーニングを続ければチャンピオンになることができると思う」と呼びかけた。
マラソン元世界記録保持者・キプサング選手と、箱根駅伝の覇者青山学院大の選手のみなさんのスタートの時の様子です!
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2018年1月21日
みなさんスタートから飛ばしてます^ ^#青学駅伝 #キプサング #マラソン #アディダス pic.twitter.com/oY39n5Oy3H