浦和レッズが大逆転、本拠地で劇的なACL4強入り | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

浦和レッズが大逆転、本拠地で劇的なACL4強入り

スポーツ 短信
埼玉スタジアム2002 参考画像
  • 埼玉スタジアム2002 参考画像
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝セカンドレグが9月13日に行われた。埼玉スタジアムでは浦和レッズと川崎フロンターレが対戦。浦和が4-1で勝利して2戦合計スコアでも5-4と上回った。

敵地でのファーストレグを1-3で落とした浦和。大差で勝つしかないセカンドレグでも前半19分のゴールで先制を許す。それでも同35分に矢島慎也のスルーパスに抜け出した興梠慎三が同点ゴールを決めると、直後に川崎Fの車屋紳太郎がレッドカードで一発退場。数的優位となった浦和が後半に猛攻を見せる。

後半25分にズラタンが勝ち越しゴールを奪うと、同39分には右サイドでのパス回しから最後は ラファエル・シルバが決めて3-1。2戦合計でも4-4とした。

そして直後の同40分に浦和は柏木陽介から右の森脇良太に展開。森脇が浮かせたボールをエリア内に入れると、高木俊幸がダイレクトで合わせて4点目を奪った。このゴールで合計スコアでも逆転し浦和が劇的な形で9年ぶり3度目のACLベスト4入りを果たしている。

「前半の早い時間に失点してしまって、さらに難しい状況になりましたが、そこでもしっかり選手たちが、強いメンタルを持って、最後まで諦めず戦ってくれました」と堀孝史監督。前半に川崎Fに退場者が出たことは、「結果として非常に大きかったと思います」としている。

パス回しがうまい川崎Fに対してもポゼッションで引けを取らず、退場者が出る前から互角以上に戦えていた浦和。事前のゲームプラン通りだったと堀監督は言う。

「前回の対戦では少し、長いボールに頼ってしまった部分があったので、そうではなく、自分たちが意図的にボールを動かして攻撃し、相手の嫌がることをしていこうと話していました。ゲームプランに関しては、しっかりと自分たちでボールを持っていくこと、そして、できる限り相手に守備をさせて、敵陣でゲームを進めていきたいと話しました」


大逆転での突破を果たした浦和にファンからは、「高木最後よく決めた」「久々に震えた」「こんなことあるんかマジか!!」「たまにこういう試合するからレッズを応援するのがやめられないんだよ」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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