今夏の移籍市場でネイマールが退団したバルセロナ。ジョセップ・マリア・バルトロメウ会長は新たな選手を獲得した補強は成功したと話すが、クラブOBのデメトリオ・アルベルティーニ氏は意見を異にする。
「会長が夏の移籍市場で補強できたと主張するのは理解できる。だが、ネイマールという替えの利かない選手を失い、バルセロナの戦力は落ちたと思う」
ひとりの選手がクラブの野心を変えはしないと言うアルベルティーニ氏。だがネイマールの退団は確実に影響があると語った。
「バルサは今季もリーガとチャンピオンズリーグで優勝を狙うだろうし、たったひとりの選手がクラブの野心に影響を及ぼすことはない。実際、昨季はネイマールがいてもメジャーな大会では優勝できなかった。だが、今季はさらに戦力が落ちたように見える」
《岩藤健》
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