ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を前に、サッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が会見した。
8月29日の試合でサウジアラビアがUAEに敗れたことにより、オーストラリア戦で引き分け以下でも次節、サウジアラビアと引き分け以上ならW杯出場が決まる日本。この状況をハリルホジッチ監督は「ポジティブなものかもしれない」と語る一方、「だからといって我々の状況は変わらないし決意も変わらない」と勝ち点3を取りにいく姿勢を示した。
オーストラリアとは過去のW杯予選で5分け2敗と勝ったことがない。従来のフィジカルを生かしたサッカーだけではなく、最近はポゼッションも取り入れ相手によって使い分ける柔軟さも見せている。
ハリルホジッチ監督は「オーストラリア代表をリスペクトしている。彼らは現アジアチャンピオンだ」と対戦相手を最大限に警戒するが、「しかし我々も明日の試合は勝ちにいく。決断力と意欲を持って勇敢に戦う」と力強く語った。
勝てばW杯出場が決まるオーストラリア戦は8月31日19時35分キックオフ予定。
《岩藤健》
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