8月1日にサッカーのプレシーズン大会、アウディ・カップが行われバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はリバプール(イングランド)に0-3で敗れた。
バイエルンは開始7分で失点すると、前半34分にはモハメド・サラーにも決められ前半のうちに0-2とリードを奪われる。後半に入っても得点を奪い返すことはできず、逆に試合終盤の失点で決定的な3点ビハインドを背負ってしまった。
開幕が迫るなかでの完敗にカルロ・アンチェロッティ監督も、「もちろん心配している。この試合は警鐘だったと思う」と危機感を募らせる。
「いまの我々が最高のコンディションではないことは分かっていた。だが、それは当然のことだ。中国から戻ってきてまだ2日だ。土曜日には間違いなくコンディションはもっと良くなる。同時に姿勢や精神力も見せなければならないと思う」
先制を許した場面は中盤でボールを失ってからのカウンターだった。リバプールは良いカウンターを仕掛けていたと相手のサッカーを称えるアンチェロッティ監督。対して自分たちはプレーのバランスを欠いていたと振り返り、「バランスが取れていれば失点は避けられた」と語っている。
《岩藤健》
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