マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、今夏の移籍市場で獲得したベルギー代表FWロメル・ルカクについて、「彼にはゴールを期待する」と明言した。
エヴァートンでの3年間でリーグ戦140試合に出場して67ゴールを挙げたルカク。2010-11シーズンには16歳10ヶ月でベルギー1部リーグの得点王にも輝いた点取り屋だ。
「ルカクがもたらすものはゴールであってほしいと思う。彼がストライカーであることは誰もが知っている通りだ。複数のポジションをこなす選手やチームに合わせられるような選手や、ピッチ上でどこに置くかについて迷うような選手ではない。彼はストライカーであり多くのゴールを決めてくれる」
「まだ若いがプレミアリーグで数年の経験を積み、キャリアのなかで最も良い時期を迎えている」とルカクを評価するモウリーニョ監督。だが一方で、「ユナイテッドで背負う責任はエヴァートンやウェスト・ブロムとは異なる」と名門クラブゆえの重圧や難しさがあるだろうとも語った。
《岩藤健》
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