暗闇を走る自転車の危険性を訴えたある漫画に多くの反響が寄せられ、話題となっている。
多くの人にとって気軽な交通手段として利用される自転車。そのルールについては周知徹底が求められている。道路交通法が改正され、自転車に対する罰則も一昔前と比べ随分と強化されたが、自転車を運転する際の安全意識がまだまだ低いように思われる。
今回、Twitterユーザーの千田純生(@chidajunsei316)さんが投稿した漫画では、そんな自転車における危険性を啓蒙するためのメッセージが込められている。
昨日の帰宅途中で思ったこと「君たち死にたいの?」 pic.twitter.com/HoPi5xIqVA
— 千田純生 (@chidajunsei3163) 2017年6月19日
無灯火で逆走する女性、黒づくめで暗闇にとけこんで見にくい男性… ドライバーにとっては非常に分かりにくい存在だ。
自転車を運転する本人が「まだ見える」からといった自己判断でライトをつけないことは非常に危険であり、身勝手な考えだ。漫画にある通り、ライトにはまわりに対して自転車の存在をアピールして安全を守る役割もある。
道路交通法では無灯火が違法であることが記されている。
記されている車両等には自転車も含まれるため、夜間の無灯火は違法行為ということになり、自転車の無灯火で警察に捕まった場合、5万円以下の罰金が科される。
持ってます!見た目少し恥ずかしいけど事故るよりマシですよね
— 千田純生 (@chidajunsei3163) 2017年6月19日
その通りなんですが、一つ補足させて下さい。「自動車のライト『も』周りに自分の存在を気付いてもらうためにある」という事を。これ昔から元F1の中嶋悟さんが口を酸っぱくして言ってる事だし、夕方ライト点灯呼びかけ運動もそのためです。 https://t.co/QQTPy8rXcb
— akm001 (@akm001) 2017年6月19日
学生のころは反射たすきダサい無点灯でも気にしない信号点滅でも渡る斜めに渡る平気でしてましたが
— ててこ。 (@tetecon07) 2017年6月19日
免許をとって運転するようになってから
それが本当に迷惑で危ない行為と思いました。
車を運転してみないとわからない人たちは多いですよねきっと…。
「ライト点けなくても見えるし~」とか言ってる人多いんです!自転車のライトは自分が見るためでは無くて周りに自分の位置を知らせるためだってことを知らないんですよ!
— ひろめ (@hero_sen) 2017年6月20日
もちろん、安全への意識の高い利用者も多いであろうが、一方でまだまだ安全意識の低い利用者が多いことも現実だ。暗闇での無灯火運転がいかに危険か、いかにドライバーに迷惑をかけているかを一人ひとりが自覚するべきではないだろうか。