「とても大きい。テニス人生最高の勝利だ」と試合後に喜んだコキナキス。もともとはニック・キリオスとともにオーストラリアの男子テニスを背負う逸材と注目されていたが、度重なる故障により2016年は公式戦出場1試合のみ。一時は引退を考えるほど追い詰められていたと言う。
周囲の説得もあり再び挑戦する決意を固めたコキナキス。世界ランク6位のラオニッチから白星を奪い、「長期欠場から復帰してすぐに勝てたことは大きな自信になる」と話した。
Last year's finalist is out! Wildcard Kokkinakis upsets Raonic 7-6(5), 7-6(8) on Centre Court for his first Top-10 win. #AegonChampionships pic.twitter.com/89mDGQg2I0
— Aegon Championships (@QueensTennis) 2017年6月20日
この試合にテニスファンからは、「コキナキスはサーブが良いし簡単な相手ではない。それにしてもストレートは驚いた」「まだ21歳。ここから上を目指すのは遅くない」「錦織との全仏オープン1回戦を見ても良い選手だった。芝のラオニッチに勝ったのはただ者じゃない」などの声が寄せられている。