試合は開始2分でスコアが動いた。味方のパスでエリア内右に侵入した中村充孝が浮き球の短いパスを送ると、山本脩斗が頭で押し込み鹿島が先制。その後もショートパスをつないで敵陣に攻め込む鹿島。同15分にはペドロ・ジュニオールが追加点を決めた。
同30分にはボール奪取からレアンドロがドリブルを開始。スピードに乗ったままスルーパスを送ると、これに反応したペドロ・ジュニオールが冷静に決めて3-0とした。
後半は札幌の反撃に危うい場面も作られた鹿島。だが曽ケ端準の好セーブもあり無失点に抑え勝利している。
鹿島の大岩剛監督は試合後に「効率よく3得点できたことは評価したい。しかし90分というなかでは、なかなか試合をコントロールできていなかった」と冷静に振り返った。
前任の石井正忠監督から指揮官の座をシーズン途中に引き継いだ大岩監督。初のホームゲームを勝利で飾れたことには、「個人的にはすごく力の入る試合だった。当然、選手たちにハッパをかけて、前半からアグレッシブに行こうと話した。その通りのプレーをしてくれたので、そこは評価していいと思う」とコメントしている。
【6/17 札幌戦】試合終了!山本選手の先制点、ペドロ選手の2ゴールで3-0と勝利しました。皆さん、今日もともに戦ってくださって、本当にありがとうございました!#antlers #kashima #カシマ0617
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年6月17日
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この試合にファンからは、「ホームで3-0の勝利は嬉しい」「後半もう1点取れれば言うことなしだったけど勝ったから良しとしよう」「札幌は守備も粗くなってきたのでヤバいな。大宮も勝ったし頑張らないと降格圏に落ちるぞ」などの声が寄せられている。