「僕らはもっと良いパフォーマンスと試合を、レアル・マドリード(スペイン)相手にしたいと思っていた。こういう試合では1秒たりとも集中力を欠くことなどできない。レアルのような勝つことに慣れた選手たちを相手にしたらなおさらだ」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦で敗れたあと、ユベントス(イタリア)のGKジャンルイジ・ブッフォンが敗戦を振り返った。大会を通じて素晴らしい堅守を見せてきたユベントスだが決勝では4失点、天敵のクリスティアーノ・ロナウドにも2ゴールを許した。
「前半ではなく後半に落とし穴があった」と語るブッフォン。1-1で迎えた後半16分にチームは2失点目を喫し勝ち越される。レアルのMFカゼミーロのミドルシュートが味方に当たり、コースが変わったボールはブッフォンでも止められなかった。
やや不運な失点にユベントスの選手たちも一瞬気落ちした。その時間帯にロナウドのダメ押しゴールが生まれた。
「レアルを祝福しなければならない。彼らのほうが僕らより上だったんだ」
《岩藤健》
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