ネイマール選手は5月31日、都内で開催された『東京西川 AiR 夢のすいみん学校』イベントに参加した。筆者はイベント前から実は危惧していたのだが、案の定遅刻した。苛立つ報道陣。焦るスタッフ。この時スタッフから告げられたのは「少なくとも20分遅刻」という事実だった。
「20分か…。いくらネイマール選手でもそれはないよ…」という声がチラホラ。個人的には、「20分ならまぁいいだろう」という感覚だった。
結局、17時20分スタート予定のイベントは、17時55分に幕を開けた。謝罪のコメントはなかった。
FCバルセロナのトップチームには、規律違反を犯した選手に対する罰金制度があるが、中でも一番メジャーなのはトレーニングや試合前の集合時間への遅刻だ。ネイマールも遅刻で罰金を課せられた経験があり、遅刻癖のある選手ということで知られている。
また、詳細に情報を明かすことは避けるが、某代理店が絡んだ海外イベントに大幅にネイマール選手が遅刻したことがあった。それもただの遅刻ではなく、イベント開始時刻までビーチでバカンスを楽しんでおり、「自家用ジェット機でイベント会場に駆けつけた」というのだ。
上記のエピソードを某代理店関係者から聞かされたことあり、「ネイマール=遅刻」というイメージが私の中では上塗りされていた。
「ネイマール選手だから許される」というのはおそらくあるのだろう。
とはいえ、イベントではテレビ東京のバラエティー番組「YOUは何しに日本へ?」の取材陣から「YOUは何しに日本へ?」と質問を受けると、「スポンサーのプロモーションの仕事で来ました」と正直に答えるシーンもあった。
「仕事」と割り切っているのなら、時間は守ってもらいたい…。
《編集部》
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