今シーズン限りでチェルシーを退団することが決まったジョン・テリー。現役続行を目指す彼には中国スーパーリーグが熱い視線を注いでいる。中でも上海申花のグスタボ・ポジェ監督はテリーの獲得に乗り気だ。
現役時代にチェルシーやトッテナム・ホットスパーでもプレーしたボジェ監督。テリーのことを間近で見たことがある同監督は、中国に来れば彼は素晴らしい手本になれると話した。
「私としては個人的にひとりの友人として、彼が中国でプレーするのを見てみたい。彼が教えられることはたくさんあるからね。スペシャルな選手たちを連れてくるというアイディアは、中国の若手をさらに良い選手、さらに良いDFに成長させる手助けになると思う。中国でテリーは若いDFにとって最高の手本になると思う」
テリーの中国移籍を阻む要因があるとすれば、外国人枠の制限が以前よりも厳しくなったことだろう。これによってDF獲得に消極的な姿勢を示すクラブが増えたとボジェ監督は語る。
「昨年の12月にこの質問をされていたならば、間違いなく彼は中国に来ると答えたよ。間違いなくそうなると思っていた。だが問題となるのは規則の変更があったために、DFを買おうと思うクラブがあまり多くなくなってしまったことだ。ジョン・テリーにとって向かい風となるのはその点だけだ」
《岩藤健》
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