玲紋はレースクイーンです。その設定を活かして『いにしゃるR レースクイーン・コンテスト』として、リアル玲紋を発掘するプロジェクトが始動しました。コンテスト優勝者は本物のレースクイーンになり、レスポンス・チームが参戦するレースなどに帯同することになります。
晴天に恵まれた筑波サーキット。芝生広場にはコンテストを一目見ようと大勢の人が詰めかけました。ステージには『いにしゃるR』原作者のHikaru先生も駆けつけ、「陰謀渦巻くモータースポーツ界で、たくましく成長していくレースクイーンの物語です」と説明します。


そしてコンテストにエントリーした3人の女性による自己紹介タイムが始まりました。最初に登場したのは遠藤香さん。CUSCOジュニアラリーチーム「高崎くす子ちゃん」のイメージガールとして活動しています。
「みんなから“かおるん”って呼ばれています。私は台湾に住んでいたことがあって中国語ができます。今日はちょっと中国語を披露したいと思います」
続けて流暢な中国語で「今日はここに来られてとても嬉しいです。よろしくお願いします!」とアピール。香さんは日常会話なら中国語で話せるそうです。


次に登場したのはチューニングガレージ「DLanguage(ディーランゲージ)」のイメージガールを務める松原さえさん。
「筑波サーキットに来ることが多くて、今年は5回の予定だったのですが、今日のイベントで6回になりました! なので、筑波サーキットは自分のホームだと思っています。ここに立てて本当に嬉しいです」と元気いっぱいの笑顔を見せてくれました。


3人目の田邊ゆなさんは、スーパー耐久に参戦するG/MOTION with KRPのGKエンジェルです。笑顔と愛嬌がウリで、Hikaru先生の協力を得て一発芸『ワニワニたたきのワニの真似』を披露することに。
Hikaru先生に“たたく役”をお願いして、手でたたかれそうになると「イテッ! イテッ!」と愛嬌たっぷりのモノマネをすると会場から拍手が送られました。


自己紹介タイム後にHikaru先生は「ちょっと唖然としました…」と苦笑しながらも、「3人とも玲紋ちゃん度100点だと思います。投票が楽しみ」と期待を寄せます。そして来場者による投票が始まりました。
3人が手にした投票箱に次々とアメが投げ込まれていきます。アメを多くゲットした女性がリアル玲紋になれるのです。





…そして3時間後、結果発表の時間がやってきました。緊張した面持ちでMCが読み上げます。
「見事にグランプリに輝いたのはエントリーナンバー1番、遠藤香さんです! おめでとうございます!」
自分の名前を呼ばれて思わず手を口に当てる香さんは、「ビックリしてます。(コメントは)何にも考えていなかったんですけど、みなさんに選んでいただいて本当に嬉しいです! ありがとうございます!」と笑顔があふれます。

惜しくもリアル玲紋になり損ねてしまったふたりには、レスポンススタッフから救いの言葉がかけられました。
「玲紋ちゃんはダメな奴。仕事していないし、タバコを吸っているし、どうしようもない。これから成長していく中でレースクイーン仲間も出てきます。なので、そのひとりとして松原さんと田邊さんもHikaru先生が漫画に登場させてくれるかも!」



Hikaru先生から似顔絵が手渡された香さんは、「漫画の玲紋ちゃんはたくさん活躍すると思います。その玲紋ちゃんに負けないように自分自身も一生懸命頑張っていきたいです!」と力強く宣言。今後のリアル玲紋としての活動が楽しみですね!