それは寝具メーカーのエアウィーヴが作った『座クッション』。これ、8月のリオデジャネイロ五輪に出場した日本代表選手たちもブラジルへの長旅で使用したものなんです。もともとアーチェリー日本代表の海外遠征の疲労軽減のために開発されたもので、「座席移動での体への負担を軽くしたい」「現地到着後もすぐに最高のパフォーマンスを発揮したい」といった声に応えたものです。
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エアウィーヴの『座クッション』でどこでも同じ座り心地
アスリートたちの声を取り入れ、完成したのが二つ折りで持ち運びにも便利な背もたれ付きの座クッションです。実はCYCLE編集部でもリオデジャネイロ五輪周辺取材でブラジルへ渡った際に利用しています。飛行機内はもちろん、空港での乗り換えの待ち時間でも、座クッションを使えば安定した座り心地。高反発、体圧分散といった機能で快適でした。
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飛行機のエコノミークラスも快適に
座クッションはカバーを外すと、中材として他のエアウィーヴ製品と同様のマットレスパッドが入っています。外側のアウターカバー、内側のインナーカバー、マットレスパッドとそれぞれ分けることが可能のため、汗で背中が蒸れるような感じはないのですが、使用後の汗が気になったり、汚してしまっても丸洗いができるのも嬉しいです。
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デスクワークでも
旅行以外でも、普段のオフィスやクルマの運転時でも、もちろん使えます。発売当初は製品のみでしたが、現在展開されているものは専用の手さげカバーも付いて持ち運びもより簡単になりました。素材はサイズは幅約40×長さ約80センチ。厚さは3センチほどで、重さは約700グラムです。1万4000円(税抜き)。
エアウィーヴは東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京2020オフィシャルパートナー契約を締結しており、「快眠」を提供することでアスリートたちを支えます。選手村のベッドもエアウィーヴになるのだとか。これまでも日本代表選手以外にも海外選手もサポートしています。