東京・六本木ヒルズで6月28日から開催している『エアウィーヴ 夏の快眠 体感フェア』に登壇した高岡社長。これまでカーボンファイバーなどを使った道具の革命、食事やトレーニング方法の革命があったが、「寝る所の革命は何もなかった」と話す。
「睡眠とは運動選手や一般の人々にとって、翌朝のためにある。朝が一番敏感な人たちを…と思ってオリンピック選手に供給して、それ以来エアウィーヴはオリンピック選手に選ばれ続けられるようなものを作りたい。選ばれるためにプッシュするのではなく、彼らに選べれ続けられるものを作ろう。そういう商品開発を行ってきた」
エアウィーヴは4製品を日本選手団に提供する。
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●エアウィーヴ ポータブル DUAL MODE personalized
マットレス。6種類から各選手の体型や状態に合わせた選択ができる。
●エアウィーヴ ピローS-LINE 特別仕様
寝返りを阻害せず、蒸れを防いで快適に休めるピロー。横向き寝にも対応。
●エアウィーヴ ハイパーダウン コンフォート
機能性かけ布団。軽量性と吸湿・放湿性を重視して、寝返りを打ってもずれにくい縫製加工を施した。
●エアウィーヴ 座クッション
リオデジャネイロまでの長距離移動を考慮したクッション。1カ所に体重が集中することを緩和する。
エアウィーヴが製品を提供するのは日本代表だけではない。日本の企業として初めて中国のオリンピック委員会に提案したほか、米国など複数の国に製品を提供することで世界中のトップアスリートの睡眠を支える。
2020年の東京五輪に向けて高岡社長は、「エアウィーヴがこれから蓄積する技術で、世界最高の睡眠環境を作れる大会にしたい」と意気込みを見せた。
『エアウィーヴ 夏の快眠 体感フェア』は六本木ヒルズ内大屋根プラザで7月3日まで開催。