巨人、プロ野球データ解析システム導入…一軍から三軍までのデータを解析 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

巨人、プロ野球データ解析システム導入…一軍から三軍までのデータを解析

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巨人、プロ野球データ解析システム導入…一軍から三軍までのデータを解析
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ネクストベースは、読売巨人軍に対し、データ解析システム「BACS:Baseball Analytics and Coaching System(呼称:バックス)」の提供を開始した。

「BACS」は、高性能弾道測定器「トラックマン」から弾き出された数値データを科学的観点から独自解析し、ボールの変化を数値化するシステムだ。メイン機能は、試合レポートや対戦データ解析、自投球データ解析。

ボールの変化を可視化することもできる。重力の影響のみを考慮したボールの到達点を原点とし、ボールのスピードや回転数、回転軸などのデータから算出されたボールの変化量をプロットすることで、ストレートのノビや変化球のキレなど投手の球質を見える化する。

BACSによって得たデータは、選手のコンディションチェックや育成などの技術向上をはじめ、故障防止やチーム編成・補強に活用できる。読売巨人軍では、一軍から三軍までのデータを東京ドームと読売ジャイアンツ球場に設置されたトラックマンから取得。データの解析を行うことで、戦力強化をサポートする。

同社は今後、BACSと各種センサーデバイスとの連携を進めてデータ解析プラットフォームへと進化させ、アマチュア向けのAIコーチング(セルフコーチング)の実現を目指す。
《美坂柚木》

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