前半をスコアレスで折り返した試合は後半8分にバイエルンが先制する。エリア内でアリエン・ロッベンが倒され獲得したPKを、ロベルト・レヴァンドフスキが決めてアウェイゴールをもたらした。2戦合計スコアでも2-2で並ぶが、この時点ではまだアウェイゴールの差でレアルが有利。
レアルは同31分にカゼミーロのクロスから、クリスティアーノ・ロナウドが頭で決めて同点に追いつく。バイエルンも直後にオウンゴールで2戦合計スコアをタイにするが、同39分にアルトゥーロ・ビダルが2枚目のイエローカードで退場した。
延長に入ると数的優位のレアルが猛攻を見せる。延長前半14分にはロナウドのゴールで勝ち越しに成功。延長後半4分にはマルセロがハーフウェーラインから猛然とドリブルで持ち上がり、並走していたロナウドのハットトリックをお膳立てした。
さらにレアルは同7分にマルコ・アセンシオが中盤でパスカット。そのまま個人技でエリア内に侵入してゴールを決めた。
この試合にファンからは、「ロナウドよくやった」「ロナウドもすごかったけど、マルセロもやばかったよ」「今回はマルセロが凄すぎた」「これが決勝戦でもいいくらいレベルの高い試合だった」などの声が寄せられている。
ハットトリックのロナウドはCL通算100ゴールも達成した。