4月10日にブログで引退表明をしたフィギュアスケートの浅田真央選手が都内で会見を行った。
会見のやりとりは以下。
Q:一番楽しかった事は。
A:小さい頃、フィギュアスケートにはいくつも技があって、その技ができるようになったときですね。回転ができたら、つぎに三回転を飛びたい、そういう思いが強かったです。
Q:辛かった事は。
A:そんなになくて、この道を選んできたのも自分、自分が望んできた事なので、辛いと思った事はありません。
Q:バンクーバー五輪に19歳で挑みました。
A:10代で若くて、気が強くて、その気持ちだけで乗り越えました。
Q:ソチ五輪は。
A:ソチはショートが残念な結果だったので、気持ち的にはすごく辛い形でしたが、フリーで最高の状態でした。4年間の思いをその4分間に注ぎ込めたと思います。今後の人生においても、いい経験、思い出でした。
Q:3回の世界選手権優勝があります。印象は。
A:2回金メダルを獲得することができましたが、メダルを取った時、オリンピックの後の選手権では、オリンピックの悔しさを世界選手権で晴らすことができました。最後の世界選手権は、今までのスケート人生を全てぶつけました。最後の世界選手権が一番思い入れが強かったです。
Q:印象に残る演技は。
A:難しいですね。ひとつに絞るのは難しいです。強いていうとソチのフリーかな。気持ちが今までの試合以上に落ち込んでいたなかで、挽回の演技ができた事もあり、オリンピックでしたし。
《編集部》
page top