立ち上がりから防戦一方の札幌。前半6分には広島の工藤壮人が抜け出し1対1の場面を作られる。だが札幌はGKク・ソンユンの好セーブで難を逃れた。圧倒されるホームチームだがサッカーとは分からないもの。先に点を奪ったのは札幌だった。
同12分に味方からのロングボールでFW都倉賢が抜け出しゴール。札幌が今シーズン初勝利に向けリードを奪った。
だが試合の流れは大きく変わらず、その後も前半は広島ペースが続く。札幌は広島のサイドからの攻めに苦しむ。そして同21分にCKから水本裕貴に決められ追いつかれた。
同点になってからも危ういピンチがあった札幌。だが再びワンチャンスをものにする。同44分にFKからキム・ミンテが折り返したボールが、相手DFのオウンゴールを誘い勝ち越し。前半をリードして折り返した。
ハーフタイムで守備に修正を加えた札幌は広島のサイド攻撃にも対応できるようになり、前半のように一方的な展開にはならなかった。
アディショナルタイム5分も守りきった札幌は2012年10月6日以来のJ1勝利を手にした。
明治安田生命J1リーグ第4節北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島戦、2-1で試合が終了しました!札幌が今季のリーグ戦初勝利をつかみました。みんなでつかんだ勝利です!ありがとうございました。札幌2-1広島 #consadole #コンサドーレ #ゴールはみんなのコールから pic.twitter.com/e03diCE9qn
— 北海道コンサドーレ札幌《公式》 (@consaofficial) 2017年3月18日
ファンからは今シーズンのリーグ戦初勝利を喜ぶ、「今日はミスが多かったけど、これを減らしていければ残留もある」「最高の週末をありがとうございます!」「これからも一戦一戦大事に、勝てるように応援します」「今季リーグ戦初勝利、おめでとうございます。次節も期待してます」「J1久々の勝利おめでとうございます!」「周りは強いチームだらけだから我慢するしかないんだよね。守ってチャンスで攻めきる。これしかない」などの声が寄せられている。