3日前にACLグループステージを戦ったばかりの川崎F。前半3分に小林悠がクロスバー直撃のシュートを放ったものの、その後は大宮のプレスに苦しめられ主導権を握れない時間帯が続いた。
なんどか危ない場面を迎えながらも無失点で切り抜けた川崎Fは後半12分、家長昭博に代えて森本貴幸を投入。森本は後半20分にグラウンダーのクロスへスライディングで飛び込むなどチームの雰囲気を変えた。
そして後半21分、中村憲剛のCKを小林がヘディングで合わせ、川崎Fが苦しみながらも先制点を奪う。開幕戦4年連続ゴールを決めた小林は守備でも貢献。後半42分には大宮のシュートをゴールライン上でブロックした。さらにアディショナルタイムには中村のゴールをアシスト。1ゴール、1アシストの活躍を見せた。
遅くなりましたが、本日の監督・選手コメント、試合レポートを更新しました。アベちゃんが「アウェイであれだけ水色に染めてくれたら僕達もやりがいがある」と嬉しそうに話してくれましたよ。皆さん、ありがとう!! https://t.co/BFSCIKIlJj 【広報】 #frontale pic.twitter.com/lWOKU7gYDP
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2017年2月25日
この試合にファンからは、「まずは開幕戦勝利おめでとう!」「どんな形でも白星はいいこと」「前評判の低さを覆して初タイトルだ!」「悠、最高!」などの声が寄せられている。
苦しみながらも獲得した開幕戦での勝ち点3に川崎Fの鬼木達監督は、「川崎らしい戦いかと言われればそうではなかったと思います。ただ本当に、こういう長いシーズンを戦っていく上では色々な勝ち方があると思いますので、また新しい勝ち方ができたかなと思っています」とコメントした。