昨シーズンのカーターはミルウォーキー・ブルワーズで160試合に出場。打率.222、41本塁打、94打点で本塁打王のタイトルを獲得した。しかし、確実性に欠けるスタイルで三振の数(206個)が四球の数(76個)を大きく上回っているのに加え、守備にも難があることからブルワーズとの契約延長は果たされなかった。
フリーエージェント(FA)選手として2月まで契約がなかったカーターは、代理人が「日本でプレーすることを真剣に考える時期が来るかもしれない」と発言し注目されていた。しかし、タンパベイ・レイズなど複数の球団と交渉を重ねた結果、ヤンキースと1年300万ドル(約3億4000万円)で合意した。
●昨季ナ・リーグ本塁打王カーター、日本でのプレーを検討
さらに250打席を超えると50打席ごとにボーナスが支払われ、最高では総額350万ドル(約3億9000万円)になる。
ナ・リーグ本塁打王のクリス・カーターが、ヤンキースと1年350万ドルでサイン!満額50万ドルの出来高制付きで契約に合意した。https://t.co/JZQJipivUJ#2016FA pic.twitter.com/7avIjgdwbf
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年2月8日
ヤンキースと契約したカーターに野球ファンからは、「3億ちょいなら日本で見てみたかったな」「典型的な三振かホームランかのフリースインガー。日本で活躍できるイメージはない」「さすがにメジャーのどっかが獲るよな。ちょっとだけ期待したけど」「ヤンキースとしては保険のつもりだろう」などの声が寄せられている。