「部員10人でも、夢の舞台に立てるというチャンスを与えたい」…21世紀枠で選出の不来方にエール | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「部員10人でも、夢の舞台に立てるというチャンスを与えたい」…21世紀枠で選出の不来方にエール

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甲子園球場
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  • 2016年夏の阪神甲子園球場
「第89回選抜高校野球大会」(センバツ)の出場32校が1月27日に発表。毎日新聞社と毎日放送(MBS)が共同で開設した公式総合サイト「センバツLIVE!2017」では、同日15時から行われた出場校選考会の模様をライブ中継動画で配信した。

注目されていた21世紀枠では不来方(岩手)、中村(高知)、多治見(岐阜)3校の出場が決定。選考会の最後には、選考委員が総括の言葉を述べるとともに、不来方に向けたエールを送った。

今回選ばれた29校および21世紀枠の3校は「実力、校風、品格ともに素晴らしい」としたうえで、「この中から、あえて1校について話すことはどうかと思うが…」とし、部員10人で甲子園への切符をつかんだ不来方に言及。

「部員が10人しかいないため、ケガや病気になった場合にどうするのかと議論になった。しかし、そういったリスクを責任をもって(我々が)引き受けて、10人でも夢の甲子園に立てるんだというチャンスを与えるべきだと考えた。(不来方に)エールを送りたい」と語った。

不来方は部員10人という人数不足のハンディを乗り越え、21世紀枠に選出された。春夏通じて初出場となる。

センバツは3月19日(日)~3月30日(木)に阪神甲子園球場で開催される。公式総合サイト「センバツLIVE!2017」では、1回戦から決勝までの全31試合をライブ動画で配信予定。
《浜田哲男》

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