男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープンが1月2日から始まった。この大会で1年をスタートさせる、世界ランク2位のノバク・ジョコビッチは有意義なオフシーズンを過ごせたと会見で語った。
プロテニス選手の生活は、シーズンが始まれば移動の連続。一カ所に長く留まり続けることはない。ゆっくり過ごせるオフシーズンは貴重な時間だ。
「物事を解放できることになるし、精神的にもリラックスできる。そういう観点から物事をまったく違う見方ができる。今回のオフは僕がキャリアを通してしてきたことを振り返ることができた。特にこの12~15ヶ月のことを見つめ直せた。次のステップと、どのように続けていきたいかを考えた」
世界ランク1位の座をアンディ・マレーに明け渡し、再び追う立場になったジョコビッチ。マレーとの対戦は自分にとっても楽しみなものだと話す。
「アンディの2016年は素晴らしいものだった。特にシーズンの後半がそうだ。彼と大会で対戦できるのは素晴らしいことだよ」
《岩藤健》
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