錦織がプロに転向したのは2007年のこと。17歳9ヶ月でデビューした。10月のジャパン・オープンがプロ初戦となったが、この大会は残念ながら初戦敗退だった。
そこから力をつけ頭角を現してきた錦織。今年1月の全豪オープンで2年連続のベスト8進出を果たすと、2月のメンフィス・オープンでは米国の新鋭テイラー・フリッツを破り、大会初の4連覇を達成した。
今シーズンの錦織は4大大会すべてで16強以上に進出。トップ選手として大事な、『どのようなな状況下でも安定して結果を残す』が実践できた1年だった。今シーズンこれを達成できたのは世界ランク1位のアンディ・マレーと錦織のみ。
2016年の錦織を語る上で外せないのがリオデジャネイロ五輪だ。ラファエル・ナダルを破り、シングルス銅メダルを獲得。日本勢のメダル獲得は96年ぶりの快挙だった。今シーズン挙げた58勝はキャリアハイでもある。
今シーズンは世界ランク8位からスタートして、10月には自己最高位タイの4位に浮上した。アジア男子としては初となる3年連続ツアー・ファイナル出場も果たし、ランキング5位で今シーズンを終えている。
生涯獲得賞金は約18億9700万円。押しも押されもせぬ世界のトップ選手に成長した錦織には、2017年もさらなる活躍が期待される。
Not smart travel planning. Leaving LAX today on the 28th. Landing in Brisbane on the 30th. Hmmm......no 29th. We will on the to au /p>— Kei Nishikori (@keinishikori) 2016年12月29日
Happy birthday @keinishikori - 27 today. Wishing you many happy returns @BrisbaneTennis this week!
— Australian Open (@AustralianOpen) 2016年12月28日