侍ジャパンは、先発の石田健大投手(DeNA)と2番手の田口麗斗投手(巨人)の両左腕が乱調。オランダ打線につかまり6回終了時点で2-8と大量リードされる展開に。しかし、7回表、代打・大谷翔平(日本ハム)が東京ドームの天井に飛び込規格外の二塁打で球場の雰囲気を一気に変えると、そこから打線が爆発。菊池涼介内野手(広島)の適時二塁打や指名打者・山田哲人(ヤクルト)の適時打、さらに筒香嘉智外野手(DeNA)と鈴木にも適時二塁打が飛び出すなど打者一巡の猛攻で、一気に8-8と試合を振り出しに戻した。
試合はそのまま2試合連続で延長戦へ。タイブレーク制の適用された10回表、侍ジャパンは満塁の好機を作ると、鈴木が左翼席に弾丸ライナーで突きさす満塁弾を放って4点を勝ち越し。10回裏にマウンドに上がった千賀滉大投手(ソフトバンク)が2失点するも、リードを守り切り、オランダに連勝した。鈴木はこの試合で6打点を挙げる、まさに神ってる活躍だった。
侍ジャパンはメキシコ代表と2試合、オランダ代表と2試合行った強化試合を、3勝1敗の成績で終えた。
試合終了
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2016年11月13日
オランダ 10 - 12 侍ジャパン
延長10回に侍ジャパンが勝ち越しオランダ戦2連勝!鈴木選手が勝ち越しの満塁ホームランを含む3安打6打点の大暴れ!https://t.co/SqvKNGJ9Bi #侍ジャパン pic.twitter.com/LgHJ9GO4Wt