侍ジャパン、大野奨太のサヨナラ打で延長戦を制す…強化試合 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

侍ジャパン、大野奨太のサヨナラ打で延長戦を制す…強化試合

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野球日本代表「侍ジャパン」は11月12日、東京ドームで行われた強化試合でオランダと対戦。大野奨太捕手(日本ハム)のサヨナラ打により9-8で延長戦を制した。

侍ジャパンは初回、秋山翔吾外野手(西武)が安打で出塁。菊池涼介内野手(広島)がプッシュバントを決めて好機を作ると、中田翔内野手(日本ハム)の内野ゴロの間に1点を先制。その後、先発の石川歩投手(ロッテ)がオランダ打線につかまり1-3と逆転を許すと、2番手の藤浪晋太郎投手(阪神)も一発を浴びるなど失点。1-5とリードを広げられた。

しかし5回裏、6番・指名打者の大谷翔平が低めの球を振り抜くと、打球は右中間の上段に突きささる驚愕のアーチ。球場全体が一気に盛り上がり、そこから打線が爆発。走者満塁の好機で、坂本勇人内野手(巨人)が走者一掃の適時二塁打を放つと、中田、筒香嘉智外野手(DeNA)も適時打で続き、一挙6点を奪い7-5と逆転に成功した。

しかし土壇場の9回表、この回からマウンドに上がった大瀬良大地投手(広島)がオランダ打線につかまり、8-9と逆転を許す。それでも粘る侍ジャパンは9回裏、四球と相手の守備の乱れで走者をためると、鈴木誠也外野手(広島)の打球を相手二塁手が悪送球。9-9の同点とした。

そして迎えた延長10回表。この回から、一、二塁に走者を置いた場面から開始されるタイブレーク制を適用。岡田俊哉投手(中日)が、マウンドに上がり、落ち着いた投球で無安打無失点に抑えると、10回裏には1死満塁の場面で、大野が右翼前にはじき返し、劇的なサヨナラ勝利を飾った。

《浜田哲男》

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