野球日本代表「侍ジャパン」は11月11日、東京ドームで行われた強化試合第2戦でメキシコと対戦。投打が見事にかみ合い11-4で大勝した。
前日の初戦では2番を務めた秋山翔吾(西武)がこの日は9番に入り、3本の適時打を放つ活躍を見せた。まずは2回表。低めの変化球を巧みに拾い上げると、打球はグングンのびてレフトオーバーの適時二塁打。7回表にも1本目の適時打のVTRを見ているかのような技ありのバッティングで、この日2本目の適時打を放つと、8回表には2死三塁の場面で初球をたたき、センター前へ抜ける3本目の適時打を放った。
前日の試合ではいいところを見せられなかったが、この日は史上最多安打記録保持者としての巧みなバットコントロールを見せつけた。試合後、小久保裕紀監督は「9番の秋山が機能しましたね」と一定の手応えを感じていた。
《浜田哲男》
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