野球日本代表「侍ジャパン」は11月10日、東京ドームで行われた強化試合第1戦でメキシコ代表と対戦。投打ともに振るわず3-7で完敗した。
「勝つための采配をする」。試合前にそう意気込んでいた侍ジャパンの小久保裕紀監督だったが、打線は沈黙し、投手陣はWBC公式球への対応に苦しんだ。試合後、小久保監督は筒香嘉智外野手（横浜DeNA）とともに会見を行い、試合を振り返った。
1回に相手投手の乱調により無安打で1点を先制するも、その後に打線がつながらず追加点を奪えなかった。このシーンを「もったいなかった」と沈痛な面持ちで話した。また、投手陣のボールへの適応に関する質問に関しては、「ブルペンでは良かったけど、実戦で修正しきれなかった」とし、一発を浴びた千賀滉大投手（福岡ソフトバンク）や連打で3失点を喫した山崎康晃投手（横浜DeNA）らの投球を振り返った。
また、この試合では1番に坂本勇人内野手（巨人）、4番は中田翔内野手（北海道日本ハム）、5番に筒香、6番に指名打者・内川聖一（福岡ソフトバンク）という打線で臨んだが、明日以降の試合では「打順は入れ替える」と話した。
これに対して、「ホンマに今日は投打ともに噛み合わなかった。投手陣は味方が点を取ったあとはしっかり3人で抑えていかないと。筒香と鈴木のタイムリーは収穫だったけど、やっぱり中軸が打たないとね」「負けてしまったけれど、沢山の収穫はあったのではないでしょうか。明日は頑張ってくださいね！」「強化試合は選手の調子を見極める試合だから、前向きに行きましょう。ドンマイ」とファンからは多くのコメントが寄せられていた。
《浜田哲男》
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