花が似合う理想の夫婦に贈る「第2回花の国コロンビア・アワード」授賞式が11月19日、東京都内で行われた。ムネリンの愛称で親しまれるプロ野球選手の川崎宗則さんが受賞した。
同アワードは、世界第2位の輸出量をほこるコロンビア産フラワーの魅力をより多くの人に認知してもらう機会になるよう、昨年11月に設立されたものだ。
川崎さんは、愛妻家で良き夫、良きパパとして家族を愛する姿勢が花の国コロンビア・アワード選出の理由となった。野球ボールの形にしたコロンビア産カーネーションによる花束を受け取った川崎さんは、「野球をする上で一番大事なのはやっぱり家族のサポート」と話す。
「奥さんのサポートが大事なので、奥さんに花を贈る。花を贈るために、僕がいい夫になるためにこの賞を獲って、奥さんに花を贈ろうと1年間決めてプレーしてたんです」
野球一筋で花にはまったく興味なかったが、アメリカに渡ったことがきっかけになった。
「メジャーリーグの先輩たちは花を記念日に贈るのが普通。なんでこの人たちは花を贈るんだろう?と思っていたけど、ぼくも向こうでプレーしてお花にも興味がわきました」
感謝の気持ちとともに奥さんに花を贈るが、「サラっと流してますね(笑)」と苦笑い。しかし、奥さんの話をする川崎さんの顔にはとても嬉しそうだった。
授賞式とあわせて、在日コロンビア大使館、コロンビア農業省、コロンビア貿易振興機構および花卉輸出協会は、11月22日の「いい夫婦の日」に向けて、人生の大切なパートナーに感謝の気持ちを花とともに伝える「花の国コロンビア 11月22日いい夫婦の日 大切な人に花を贈ろうキャンペーン」を19日に東京・有楽町駅前広場で実施する。
《五味渕秀行》
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