トロント・ブルージェイズの川崎宗則外野手は9月9日、敵地でのボストン・レッドソックス戦に途中出場し1打数1安打、守備でも二塁手として軽快な動きを見せた。試合はブルージェイズが4-10で敗れている。
川崎がメジャーの試合に出場するのは、8月7日のニューヨーク・ヤンキース戦以来、およそ1カ月ぶり。ヒットを打った試合は6月8日のマイアミ・マーリンズ戦までさかのぼる。
今シーズンのブルージェイズは優勝争いを展開し、トレードでも多くの選手を獲得した。そうした状況で川崎の出場機会は減っていたが、9月にベンチ入りメンバーが25人から40人に増えるのに伴い、久しぶりにメジャーへ昇格してきた。
限られた機会で結果を残した川崎に、「ムネにはポストシーズンも出場してほしい」「川崎、試合でてヒットうってるやん!」「ブルージェイズ川崎が途中出場で、ヒット。しかも8球粘った結果」「川崎、なんか楽しそうだな!」など、日本からも喜びの声が寄せられている。
敗れたブルージェイズだが、2位ヤンキースも敗れたためゲーム差1.5は変わらず、アメリカン・リーグ東地区で首位を守っている。
《岩藤健》
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