イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、直近の公式戦5試合で4分け1敗と苦しんでいる。苦戦が続く古巣をOBのグレン・ホドル氏は、「ヤンセンがケインの穴を埋められていない」と見る。
トッテナムのエースはイングランド代表FWハリー・ケインだが、彼は第5節のサンダーランド戦終盤に足首を痛め、いまだ戦列に復帰できていない。チームは今夏の移籍市場で獲得したオランダ代表FWフィンチェント・ヤンセンに期待したが、ここまで1ゴールと振るわない。
「ハリーだけではないと思うが、もちろん彼の不在は影響している。新加入のヤンセンはPKを獲得したりはしたが、まだ十分な活躍は見せられていない。オランダ代表での彼を見ると、印象的なプレーをしていた。本当に力強いプレーだった。だが彼が加入して左でも右でも中央でもゴールを決めていれば、ハリーの不在がそれほど響くことはなかっただろう。だが、そうはならなかった」
3位でフィニッシュした昨季の成績を受け、今季はさらに期待が高まっていたトッテナム。あまり勝ち点を落とさないうちに復調したい。
《岩藤健》
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