「ただ応援するというよりも、面識があり、いつもよくさせてもらって、一緒にやったりする機会もある。近い立場で応援できたことは嬉しいですし、だからこそ悔しい結果だったりいい結果があり、また一緒に頑張っていこうという気持ちになります」
男子400×100mリレーで第三走者として走り銀メダルを手に入れた桐生選手については、「あいつ、あんなにカッコよかったかなぁ?と思いながら観ていました(笑)」と顔を緩める。
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萩野選手(左)と桐生選手
萩野選手は昨年の骨折の後遺症で右ヒジをうまく伸ばすことができなかった。水泳部の平井叔昌監督は手術について、「だんだんヒジが曲がらなくなってきてるように見えた。4年後のことを考えると今しかない」と打ち明けた。
9月30日に退院し、術後の経過は良好。近々ギプスを外し、来週には抜糸をする予定だ。それからはリハビリとトレーニングの再開となる。
今日退院しました。手術もたくさんの方のお陰で無事成功しました。ギプス取れるまではゆっくりします。
— Kosuke Hagino (@haginokosuke) 2016年9月30日
「ギプスを外した段階からできる限りのことはしていこうと思っています。ヒジのことを最優先に考えて、できるトレーニングをしていって、あまりブランクを空けると戻る時に大変なので」
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