準々決勝では3-1と僅差の勝利だった伊調。だが準決勝ではテクニカルフォール勝ちして貫禄の決勝進出を果たす。決勝では終盤まで1-2とリードを奪われる苦しい展開になったが、残り30秒で相手が仕掛けてきたタックルを堪えると、足を抜いて逆にバックへ回って2ポイント。残り5秒で逆転した。
激闘を制した伊調は試合後、「相手がタックル入ってきてくれたので、最後のチャンスだと思って、ここしかないと思って取りに行った。取れて良かった」と逆転の場面を振り返った。
#レスリング伊調馨選手が見事4連覇#オリンピック#リオ2016pic.twitter.com/jumck41pWn
— 国際オリンピック委員会(IOC) (@gorin)2016年8月17日
偉業を達成した女王には、「最後の最後に逆転するところお見事でした」「最後、もうダメかと思ってました。本当にすごかった」「スゴい!おめでとうございます!」「鮮やかな逆転に感動した。最後まで勝負してくれた対戦相手の姿勢にも拍手」「プレッシャーに勝って偉業達成スゴイ!おめでとうございます」など祝福の声が多く寄せられている。