2007年ドラフトで全体2位指名を受け入団したデュラントは、1年目に新人王を獲得したほか得点王も4度獲得、2014年にはMVPにも選ばれた。デュラントは新しくチームメートとなるステフィン・カリーやクレイ・トンプソンについて、「本質的な部分で似通っていると感じた。この感覚は無視できなかった」と話している。
一方で2015-16シーズンにNBAの年間最多勝利記録を塗り替えたウォリアーズが、デュラントを新たに加えるのはNBAのパワーバランスを崩すと危惧する声もある。
ダラス・マーベリックスのダーク・ノヴィツキーは、「NBAはこういうことを避けたいと望んでいた。ひとつのチームが3人や4人や5人ものスター選手を集めて楽にファイナルまで進むようなことは避けたいと望まれていた」とコメントした。一方でデュラント個人の事情に関しては、「どの選手も自分自身のためになにがしたいのかを理解するべきだ」とファイナル制覇にかける思いを汲み取った。
「彼にとっては勝利がすべてだ。2度ほどあと一歩まで迫ったが優勝への重圧を感じているのだろう」
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— GoldenStateWarriors (@warriors) 2016年7月8日