NBA(米国プロバスケットボールリーグ)のオクラホマシティ・サンダーは5月30日、西カンファレンス決勝第7戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに88-96で破れ、2012年以来のNBAファイナル進出を逃した。
ウォリアーズに敗れた試合後、サンダーのケビン・デュラントは今後の去就について何も答えなかった。
ラッセル・ウェストブルックとの二枚看板でチームを牽引したデュラント。サンダー在籍中にMVPを1度、得点王も4度獲得している。一方でチームは7年間で6度プレイオフに進出しているが、最高位は2012年のファイナル敗退。リーグ制覇はならなかった。
今季のプレイオフではウォリアーズを3勝1敗と追い詰め、あと一歩で再びファイナルの舞台に戻れるところまでいった。しかし、最後の最後で昨季王者の底力に屈し、またも無冠でシーズンを終えている。
今夏にフリーエージェントとなるデュラントには、故郷ワシントンを本拠地とするウィザーズ入りが噂される。試合後の会見で去就について聞かれたデュラントは、「何も考えてないよ」と答えた。
「今はチームメイトと抱き合って、今シーズンのことを考えているところだ。僕らはさっき負けたばかりなんだよ」
《岩藤健》
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