守備的な相手を崩せないとの声もあるが、同代表のウェイン・ルーニーは「どんな相手にも対処できる」とアイスランド戦前に語った。
「僕らは良いチームだと感じている。引いて守るチームに対しても、攻めてくるチームに対しても戦える。相手がどんなチームだとしてもゲームプランを変えて対処できる」
チームにはどんな相手にも対応できる懐の深さがあると話すルーニー。しかし、グループ2位通過という、ファンの期待を裏切る結果にはフィニッシュの精度を高める必要があると考えている。
「誰もが分かっていると思うけど、こういう大会では仕事を遂行すべきだ。勝ち進むためにはもっと容赦なく決めなければならない。僕らはどの試合も支配していて負けるような気配はなかった。それはもちろん良い兆候だけど、もっとチャンスを決めるべきだ」
これらの反省を踏まえてアイスランド戦は早めに点を取り、相手が前掛かりになる展開に持ち込みたいと考えている。
グループ最終戦後にツイッターを更新したルーニーは、「我々が望む結果ではなかったが、ラウンド16に進むことができた」とつづり、引き続きの応援をファンに求めていた。次の試合も熱狂的なイングランドサポーターの声援が予想される。彼らを満足させるような勝利を見せたい。
Not result we wanted but through to last 16. Thanks to our fans the support was unbelievable again. See you in Nice! pic.twitter.com/USMOcHg84h
— Wayne Rooney (@WayneRooney) 2016年6月21日