F1におけるピットストップの所要時間は、トップチームでも2秒台と言われていたが、その2秒の壁を破った。ギネス記録としては、2013年にレッドブルのチームが達成した2.05秒が記録されていた。
なお、車の組み立てや車のセッティング調整、燃料補給を行うための場所をピットと呼んでいる。
F1におけるピットストップとは
レース中、ピットに入ってタイヤ交換と燃料補給(=ピットストップ)を行うが、これは特に強制ではない。とは言っても、F1の車はピットストップを前提に設計されているので、ほぼ100%ピットストップを行う。
各チームは2台の車を自由にピットストップさせることができる。このピット作業の時間がレースの順位に大きく影響を与える。
あまりにも早すぎるピットストップ。
いつタイヤを交換していのか分からない。もはやマジックだ。
給油しているかしていないかの違いこそあるものの、1950年台はピットに止まっている時間は1分ほどだったそう。技術の進歩に伴い、ピットクルーの戦略も大きく変わり、今ではとんでもない早さになっている。
Twitter上でも、1秒台のこのピットストップを見たユーザーの驚きの声が。
@Ky_McLaren カーズかよw
— Kaisei (@10969kaisei) 2016年6月21日
一昔前は3秒でも早かったそう。
@tsuruchan_oor マジでビビった!!
— まさぴー (@masapiee) 2016年6月21日
ここまできてるのかぁ…
@Ky_McLaren 最後のピット終了後に取り替えたタイヤ何度も叩いてるクルー好き
— リエット (@rsr28083) 2016年6月21日
@nymph_loot @Ky_McLaren @gonta12345 F1の今のレギュレーションはレース中の給油は禁止されていますので給油はしてません
— 四国のレア列車 (@shikokisya) 2016年6月21日
ちなみに給油はしていないよう。F1をあまり見たことがない人も、この動画を見れば驚いてしまうだろう。
1.92秒を記録したウィリアムズF1は、ピットクルーのパフォーマンスをたたえる「DHL ファステスト・ピットストップ・アワード」に表彰されたようだ。