元デンマーク代表GKシュマイケル、ベイルのFKでハートを擁護 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

元デンマーク代表GKシュマイケル、ベイルのFKでハートを擁護

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ピーター・シュマイケル 参考画像
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サッカー欧州選手権に出場中のウェールズ代表。このチームで中心的な役割を担っているのが、レアル・マドリードのFWガレス・ベイルだ。ベイルはグループステージ3試合すべてでゴールを挙げているが、なかでもイングランドとの試合で決めたFKが強烈な印象を残す。

ゴールのほぼ正面、距離のある場所から左脚で蹴り出したボールは無回転で飛び、空気抵抗を受けながら揺れ動いてゴール前で落ちた。イングランドのGKジョー・ハートも指先が触れていたが、ボールはゴールネットを揺らした。

このFKについて現役時代、デンマーク代表でEURO優勝経験を持つピーター・シュマイケル氏は、「次があったら壁を作らなくても良い」とハートにアドバイスした。

「40ヤードの距離から失点するのは、どんなGKにとっても嫌なものだ。ハートにやり直すチャンスがあれば、壁を減らすべきだと思う。壁を作らないほうが良いくらいだ。あの距離で壁を作ることはベイルへの大きなリスペクトを意味する。FKのキッカーやストライカーはリスペクトされるのが好きだ。自分の存在が相手の脅威になることを好むんだ」

「いずれにしろイングランドは2-1で勝ったのだから、気にすることはない」とシュマイケル氏。勝敗には関係なかったんだから良いじゃないか、とハートを庇った。
《岩藤健》

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