コパ・アメリカ準決勝のチリ対コロンビア戦が6月22日に行われ、前回王者のチリが2-0で勝利し2大会連続の決勝進出を決めた。
連覇を目指すチリは前半6分、ホセ・フエンサリダがスピードに乗ったドリブルで右サイドを突破、クロスを上げると一旦は相手DFに跳ね返されるがゴール前に落ちたボールをカルレス・アランギスが押し込んで先制した。
先制点から4分後には、GKからのロングボールでアレクシス・サンチェスが一気にエリア内まで侵入、右足を振り抜いて強烈なシュートを放つ。ボールはポストに弾かれるが、こぼれ球にフエンサリダが詰めてリードを2点に広げた。
コロンビアは後半12分にカルロス・サンチェス・モレノが退場、ひとり少ない状態でチリから2点を奪い返すことはできなかった。
これにより決勝は2大会続けてチリ対アルゼンチンの顔合わせとなっている。前回はチリがPK戦の末に勝利、コパ・アメリカ初制覇を果たした。
《岩藤健》
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