サッカー欧州選手権で6月21日、トルコ代表はチェコ代表と対戦する。2戦2敗でグループD最下位に沈むトルコ。2008年に旋風を巻き起こしたミラクルターキー再現に向け、ファティ・テリム監督が会見で意気込みを語った。
勝てば他会場の結果によっては3位通過の可能性も出てくるトルコ。だが引き分け以下なら敗退が決まる。勝利が必須の最終戦にテリム監督は、「これまでと違い、結果をこちらに都合の良いものにしなければならない」と話す。
「我々の戦い方も少し違ったものにしなければならない。興味深い試合になるだろう。引き分ければ両チームとも敗退だ。もし向こうが勝てば彼らのグループ突破のチャンスは大きく広がる。もし我々が勝ったら、勝ち進めるかは他会場の結果次第だ」
試合の展望については、「チェスのようなゲームになるだろう。興味深い結果になるはずだ」と語るテリム監督。2008年のEUROでも対戦した両チーム。そのときはトルコが0-2から劇的な逆転勝利を収め、ベスト4まで勝ち進んでいる。
《岩藤健》
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