コパ・アメリカは6月18日、準々決勝2試合が行われアルゼンチンとチリがベスト4進出を決めた。すでに勝ち上がりを決めているアメリカ、コロンビアを含めた4チームが今大会の王座を争う。
●チリ7-0メキシコ
前回王者のチリとメキシコが戦った試合は、衝撃的なワンサイドゲームになった。チリは前半16分にエドソン・プッチがゴール前でこぼれ球を押し込むと、同44分にはエドゥアルド・バルガスも決めて2-0で後半に向かう。
そして後半のチリは圧巻のゴールショーを展開する。アルトゥーロ・ビダルの折り返しを受けたアレクシス・サンチェスが4分にゴール、バルガスが7分、13分、29分に連続ゴールを決め1試合4得点を達成した。
チリは終了間際の43分にもプッチが決め、メキシコを一蹴した。
●アルゼンチン4-1ベネズエラ
準々決勝もう1試合はアルゼンチンが強力アタッカー陣の活躍で勝利した。
アルゼンチンの先制点は前半8分、リオネル・メッシがエリア内に蹴り込んだロングボールに、ゴンサロ・イグアインが抜け出してネットを揺らす。イグアインは同28分、相手のパスが乱れたボールを奪って独走、最後はGKもかわして無人のゴールに2点目を流し込んだ。
後半15分にはメッシがガブリエル・バティストゥータが持っていた、アルゼンチン代表最多得点記録に並ぶ54ゴール目を挙げ試合を決定づけた。
《岩藤健》
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