フィットネス バトルレースは、単に過酷で激しいだけではなく、クロスフィットに代表されるような「ファンクションムーブメント(実用的動作)」をベースにした動きや身体能力を高めるタフフィットネス要素を取り入れた障害物レースだ。
参加者は4人1組でチームを組み、コース内に散りばめられた障害物を乗り越え、ゴールを目指す。障害物の中にはひとりの力だけではクリアできないような障害も用意されており、個々の力だけでなくチームワークも求められる。
発表会では障害物のひとつ、「ハイパーウォール」が会場に設置された。高さ3メートルのそびえ立つ壁に、エキシビションとして中村さん含む3チームが挑んだ。
まずはじめに挑んだのが「CrossFit Heart&Beauty」。中村さんのトレーニングなども手掛けるフィットネストレーナーのAYAさんら4名がチームを組んだ。協力し合ってひとりずつ上に引っ張りあげていくスタイルで壁を登った。
次に挑んだのが「Aros」。「CrossFit Heart&Beauty」とは対照的に、高い個々の能力を生かし、激しいパフォーマンスも盛り込みながら個人の力で壁を登りきった。
最後に挑戦したのはこの日のために結成された「チームReebok」。中村さんも参加し、前2チームと比較すると時間は要したものの試行錯誤しながら見事に壁を登りきった。
各チームの代表者はそれぞれフィットネス バトルレースへの意気込みを語った。
「思った以上に高くてびっくりした。本番何が来るのか焦りますね。でもわくわくする。10月が楽しみです」(AYAさん)
「いつもこういったレースには死ぬ気で挑んでいるので、気合満タンです」(Arosに挑戦したDaisukeさん)
中村さんは実際にレースに参加するわけではないが、本番は応援に駆けつけるという。