専用のポラールバランス体重計で計測したデータはウェブサービス「ポラールフロー」と同期され、設定したダイエット目標の体重を実現するために必要な食事量、運動量が示される。設定された運動量、食事量をクリアしていけば、中長期的に無理のないダイエットが実現できるという。

ポラールバランス体重計(手前)

ポラールバランスの特徴は、食事一つひとつのカロリー計算が不要になっていること。普段の活動と体重変動から食事量を計算していて、ダイエットを成功させるために必要な食事削減量を“ごはん半分”など具体的に表示する。食事量をあまり減らしたくないユーザーの要望にも合わせ、1日に必要な運動量も変動させる。
ポラールバランスをフル活用するには、4つのアイテムが必要になる。
・ポラールバランス体重計
・ポラール活動量計
・ポラールフローアプリ(無料)
・ポラールバランスウェブサービス(無料)


流れとしては、ポラールフローでダイエットの期間、目標体重を設定し、ポラールバランス体重計で体重を計測する。
体重データはポラール活動量計、ポラールフローアプリとBluetoothで同期。目標体重と現在の体重の差、目標とするダイエット期間によって、1日に必要なアクティビティ目標や食事の削減量をポラールバランスが自動で計算する仕組みだ。
この計算は、1kgの脂質を燃焼するために必要なカロリーを計算する数式が基礎となっている。
活動量ー摂取カロリー=体重の増減という単純な図式を、
活動量ー体重の増減=摂取カロリーと置き換え、
活動量と体重計測から摂取カロリーを計測することにより、目標体重を達成するための数字をはじき出す。
ダイエットの進捗具合によって目標値が日々更新されるため、毎日決まった時間、条件のもと体重を継続して計測することが奨励されている。また、アプリ内には体重メーターが表示され、ひと目でダイエットの様子を確認できる。
ポラール・エレクトロ・ジャパンの園部英生さんは、「手軽に体重を管理し、『エキササイズを増やして、カロリーを消費すること』と、『食事のカロリー減』によって目標体重を達成させることがコンセプト。ですが、どちらかに偏って体重を減らすことはあまりオススメしないです」と話す。

マーケティングマネージャーの斎藤陽一郎さんは、「プロも含め、スポーツそのものがライフスタイルとなっている層もターゲットとしていますが、運動にモチベーション、何かしらのインスピレーションが必要な層の方がボリューミーだとは思います」とコメント。
「なんとなく減量する」から一歩飛び出し、ダイエットに向けてより具体的に体重を管理したいユーザーに最適な製品となっている。
ポラールバランス体重計は1万800円(税抜き)。5月20日から一部のオンラインストアとポラール製品正規取扱店で発売。